前回の記事で教員を辞めたいと思うようになった理由を書きました。
今回は教員を辞めた後をどうするかについて書きます。
退職したいという気持ちは4年ほど前からありました。
しかし退職した後どうするかが決められず、退職に踏み切れずにいました。
同じような悩みを抱える方の参考になれば幸いです。
自営業は向いてなかった
まず自営業を始めることを検討しました。
が、しっくりきませんでした。
しっくりこなかった理由の一つ目は、世間が求めている商品がわからなかったからです。
自分はサッカーコーチのコーチや先生の先生をやりたいと考えました。
指導者は孤独なので、伴走役が必要だと思ったからです。
何人かのコーチや先生に付いてみましたが、商売になるイメージがもてませんでした。
しっくりこなかった理由の二つ目は、自分が人に対してグイグイいけないからです。
人に自分を売り込むことが苦手だとわかりました。
以上の2つの理由から自営業はあきらめました。
転職先を探す
次に転職サイトやハローワークで転職先を探しました。
近所の会社や教員の経験を活かせる塾講師を見ましたがピンときませんでした。
やりたいと思えませんでした。
林業、農業に興味
転職先を検討している時に林業、農業に興味をもちました。
それらに興味をもったきっかけは次の3つです。
①人を相手にした仕事をやってきたので、物を相手にした仕事をやってみようと思った
前回の記事で教員を辞めたいと思った理由を書きました。
人を相手にした仕事で嫌な思いをするので、物を相手にした仕事をやってみようと考えました。
②斎藤幸平著『「人新生」の資本論』を読んで、生産手段をもてるようになりたいと思った
『「人新生」の資本論』に次のような記述があります。
土地を追われた人々は生産手段を失い、自分の労働力を売ることで貨幣を獲得し、市場で生活手段を購買しなければならなくなった
これを読んで自分は生産手段を一つも持っていないことに気がつきました。
そこで自分の生活を自分の力で成り立たせたいと思うようになりました。
③サラリーマンから林業に転職した知人の存在
知人にサラリーマンから林業に転職した方がいます。
その方の存在から林業ってどんな仕事なのか興味を持ちました。
まとめ
教員を辞めた後をどうするか。
これについて自分が考えてた過程を書きました。
挑戦したことがうまくいかなかったときは残念でした。
しかし行動したからこそ、それが自分に向いていないとわかりました。
考えてばかりではなく行動に移すことが大切だと感じます。
次回は林業、農業の現場見学に行ったことを書きたいと思います。
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