退職を希望する教員は管理職にその旨を伝える時期になりました。
今年度で退職を希望する自分がその理由を整理するために、教員を辞めたいと思ったわけをまとめました。
授業が精神的な負担になっている
授業をするのがとても辛い状況です。
授業前になると緊張し、不安になります。
授業を始める前には大きく深呼吸して、自分の中でスイッチを入れます。
50分間耐えきると、ふぅーと大きく息を吐きます。
なぜこんなにも授業に不安があるかというと、次のような生徒に度々遭遇し、教員としての役割を見失ったからです。
- 突っ伏して寝ている
- コソコソ私語をしている
- 内職している
このような鼻から聞く気がない態度に、自分は何をしたらよいのかわからなくなってしまいました。
教員としての役割を見失ったころ、自分の授業に対する苦情が教育委員会に入りました。
苦情があったことよりも、自分の授業に期待していた生徒がいたことにショックを受けました。
授業中は自分の話を聞いている生徒は一人もいないと思っていたからです。
生徒が何を考えているかわからなくなり、いつ、どのようなことで苦情をいわれるかビクビクしながら授業をするようになりました。
苦情が入ったことで管理職から抜き打ちの授業チェックがあったことも不安につながっています。
抜き打ちチェックは数カ月間続きました。
校長・副校長・教頭が交代で、予告もなく授業を見に来て、何も言わずに帰っていきました。
授業を見て何を思われているのかとても不安でした。
以来、苦情が入るかもしれないという不安、苦情によって管理職の指導があるかもしれないという不安を抱えながら授業をしています。
教員をしていて嫌な思いをするとき
教員をしていて嫌な思いをすることが多くなりました。
生徒に不遜な態度を取られる、指導しようとすると関わってくるなオーラを出されるといったことが度々あります。
教員も人間ですから、こういう態度を取られると嫌な気持ちになります。
また生徒・保護者が不満を言えば、学校は教員を守ってくれません。
学校は生徒・保護者側にたち、教員に改善を求めます。
これでは安心して仕事をすることができません。
まとめ
自分がなぜ教員を辞めたいと思うようになったかについてまとめました。
授業が精神的に負担になっていること、教員をしていて嫌な思いをすることが多くなったことが、教員を辞めたいと思った理由です。
次回は教員を辞めてどうするかについて書きたいと思います。
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