林業のガイダンスと現場見学に行ってみた

林業という選択肢ができるまで

林業という選択肢は偶然生まれました。

林業に就いた人にその理由を聞くと「子どものころ、山で遊んだ思い出があって」や「登山が趣味で」と答える方が多いですが、自分にはそのようなものはありませんでした。

最初のきっかけは林業に転職した知人がいたことです。

その知人は民間企業で働いてたところから林業に転職しました。

未経験から林業に転職した人を知っていたため、林業を調べてみようと思いました。

2つ目のきっかけは林業界がガイダンスやインターンシップを積極的に行っていたことです。

自分が林業に向いているかを判断する上で、林業で働いている方に直接話を聞いたり、現場を見られるのは貴重な機会だと思ったので参加しました。

それらに参加して「林業いいかも!」と思えた理由を3つご紹介します。

林業に就きたい理由1:山の雰囲気

現場に行ってまず感じたのはその心地よさです。

山の中はとても静かです。

ただ静けさの中に風や川、虫の音が聞こえます。

とても落ち着いた環境に「ここで働きたい」という気持ちが芽生えました。

また澄んだ川、頭上に広がる大空も山ならではの景色だと感じました。

林業に就きたい理由2:職人的な働き方

林業の職人気質な働き方が自分の特性に合っていると感じました。

伐採作業は職人技です。

伐採には決まった手順があります。

  1. 伐倒方向の決定
  2. 受け口を入れる
  3. 追い口を入れる
  4. 伐倒

これはいつも変わりません。

しかし、この手順をただ繰り返せばいいわけでないことがわかりました。

一本一本の木に合わせて作業することが必要なのです。

周囲の木の位置や枝のつき方、木の重心などを総合的に判断した上で作業をしないと、その後の作業で余計な手間がかかったり、事故につながってしまいます。

決まった手順はあるものの、その場の状況に合わせて作業を行う。

その技術の向上に終わりはないという働き方にとても共感しました。

林業に就きたい理由3:未来を見据えた仕事

林業には間伐という作業があります。

簡単に言うと森の木を間引く作業です。

この作業は未来の森を想像して行われます。

さまざまな樹種が生えている多様性のある森になるように、優れた木材を収穫できる森になるようにどうすればいいかを考えて間伐をします。

今が良ければいいという考えではなく、これからも長く良い森であるためにはを大切にしていることに感銘を受けました。

まとめ:現場を見れば林業の良さがわかる

転職を考えている方に林業をおすすめします。

これまでに山との関わりがなくても大丈夫です。

まずは林業のガイダンスやインターンシップに参加してみませんか?

各地で開催されています。

森林の仕事ガイダンス_9/21(土)・22(日)@東京国際フォーラム_10:00〜17:00

森のジョブステーションぎふ_インターンシップ受入れ事業体一覧

現場に行かなければわからないことがあると思います。

迷っている方はぜひ現場に足を運んでみてください!

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