30代を無駄に生きるな:まずは自分を把握することから

この記事では、永松茂久著「30代を無駄に生きるな」をご紹介します。

以下の悩みを解決したいと思い、この本を読みました。

「30代を充実させるためにはどうしたらいいだろうか・・・」
「30代で何をしたらいいだろうか・・・」
この本で得た解決策は以下のとおりです。
◯  自分のいまの「状態」を把握する
◯  自分を客観的に見る目を身につける
◯  アウトプットに力を注ぐ
以下の学びも得ることができました。
◯  「人に頼る」ことの捉え方を変える
◯  趣味は未来の自分への投資
◯   外見は内面の一番外側

自分のいまの「状態」を把握する

最初にやることは、自分のいまの「状態」を把握することです。

以下の質問に回答してみましょう。

何が好きで、何が嫌いか?
何が得意で、何が不得意か?
大切にしたいことは何なのか、手放したいものは何なのか?

これらの質問に回答することで、自分のいまの「状態」を把握します。

 

私は、自分のいまの「状態」を知るとは、自分がどういう人間か理解し、判断基準をつくることだと思います。

判断基準ができると自分がやるべきこと、やりたいことを選択できるようになります。

「仕事だからやるしかない」「付き合いだから行かなきゃいけない」といった理由で行動を選ぶことがなくなります。

「〇〇は好きだし得意だから挑戦しよう」「△△は苦手だから他の人にお願いしよう」という考え方ができるようになり、前向きに取り組むことが多くなります。

自分を客観的に見る目を身につける

未来の自分が、いまの自分を見ているイメージ

と著者は述べています。

理想の自分といまの自分を比較して、足りない部分を把握します。

足りない部分を埋める作業を30代で徹底的に行います。

アウトプットに力を注ぐ

30代になると、集団のリーダーを任されるようになります。

メンバーに対して指導したり説明したりする際に、アウトプットが求められます。

アウトプット力を磨くためには、場数と経験を積むしかないと、著者は言います。

私もアウトプット力を磨く必要性を感じ、ブログを始めました。

その他の学び

「人に頼る」の捉え方を変える

私は人にお願いするのが苦手です。

手間をとらせてしまうと思い、人にお願いするのは悪いなと思ってしまいます。

著者は次のように捉え方を変えるべきと述べています。

「人に頼る」ではなく「人を活かす」。

ステージメーカーになる。

人に頼ることは、その人の能力を活かすこと、その人が活躍できる場をつくることと考えれば、人にお願いするハードルを下げられます。

また、自分がお願いされる場面を想像すると、人に頼られて嬉しいと感じます。

人に頼ることで、相手も自分も充実感を得ることができそうです。

趣味は未来の自分への投資

娯楽的な趣味がない自分が、読んで安心した言葉です。

自分は勉強して考えることでエネルギーがたまると感じます。

それを趣味と捉えていいと言ってもらえたようで、安心することができました。

外見は内面の一番外側

本書を読んで印象に残った言葉です。

「人を見た目で判断してはいけない」といいますが、外見を内面の一番外側と考えるならば、見た目はその人を表していると言えるのではないでしょうか。

外見を整えることの大切さを教えてくれた言葉です。

まとめ

この記事では、永松茂久著「30代を無駄に生きるな」をご紹介しました。

この本で得た悩みの解決策は以下のとおりです。
◯  自分のいまの「状態」を把握する
◯  自分を客観的に見る目を身につける
◯  アウトプットに力を注ぐ
「何をしたらいいかわからない」という人は、自分の現状を把握できていないために、判断基準をもてていない状態だと思います。
自分がどういう人間かを知り、判断基準をつくることで、自分がとるべき行動を見つけることができるようになります。
その一歩に本書をおすすめします。

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