自分の生活を自分の力でつくる

自分の生活を自分の力で成り立たせたい

数年前から自分の力で暮らしを成り立たせられるようになりたいと思っています。

食べるものやエネルギーを自給できるようになりたいのです。

食べ物に関してはバケツ稲作をしたり、プランター菜園を始めたりしました。

エネルギーの方はペットボトル太陽熱温水器を製作しようとしましたが挫折しました。

エネルギーについては緑のカーテンをやって消費するエネルギーを減らすことにもチャレンジしてみました。

自給にはまだほど遠いですが自分でできることが多いなと実感しています。

昔の人はみんな生産手段を持っていた

なぜ自分の力で暮らしを成り立たせたいと思ったのか。

きっかけは斎藤幸平さんの人新生の「資本論」です。

この本の中にこんな一節があります。

土地を追われた人々は生産手段を失い、自分の労働力を売ることで貨幣を獲得し、市場で生活手段を購買しなければならなくなった

昔は入会地のような共有地で食べ物や薪を適宜採取して生活をしていました。

資本主義の発展でそのような共有地がなくなりました。

人々は共有地で得ていたものを市場で買わなければならなくなりました。

市場で買うためにはお金が必要です。

お金を稼ぐために自分の労働力を売る、つまり仕事をするようになりました。

しかし仕事で得られる賃金はわずかで、生活に必要なものを満足に買うことができません。

生活するために長時間働かなくてはならなくなってしまいました。

 

このことから生活のために仕事をするのは当たり前のことではないのではないかと思うようになりました。

自分の生活を自分の力で成り立たせられれば、労働から自由になれるのではないか。

生きるために仕事をするのではなく、自分の時間を生きることそのものに使えるのではないかと考えたのが、自分の力で生活を成り立たせたいと思うようになった理由です。

現時点で思い描いているもの

お米を作って主食を確保します。

畑で小麦を作って、パンや麺も作れるようになりたいです。

畑では野菜を作ります。大豆も作ってタンパク質が取れるようにしたいです。

狩猟をやって肉を得る手段も持っていたいなと思います。

薪を使って生活をします。

そのためには山とそこから木を切る技術を身につける必要があります。

まとめ:自分の手で暮らしをつくる

斎藤幸平さんの『人新生の「資本論」』をきっかけに自分の生き方を考えました。

生活をするために仕事をするのは一つの手段であって、自分の力で生活を成り立たせる方法もあることがわかりました。

自分の手で暮らしをつくるという点で以下の書籍も参考になります。

自分の生活をつくるというのをさまざまな形で表現されていて、自分のやりたいことを明確化するのに役立ちました。

仕事から自由になる方法としてFIREがありますが、自分の生活をDIYするのも悪くないのではないでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました