【これが効率の良いやり方!】授業準備が間に合わない・できないの解決策

授業の準備時間の短縮
「部活に学級運営に校務分掌・・・たくさん仕事があるのに授業を準備する時間なんてないよ」
「でも準備しないわけにはいかないし・・・」
「週16時間の授業準備ってどうやればいいの?」

このようなことでお悩みの方に、授業準備と授業のパターンを決めることをおすすめします。

私が週16時間の授業を担任、部活顧問、校務分掌を掛け持ちしながら行っていたときの方法です。

この方法で、授業準備の時間を大幅に短縮し、定時退勤をすることができました

授業準備の時間を短縮するための授業と準備のパターン化についてご紹介します。

準備と授業のパターンを決める

授業準備の時間を短くするために、準備と授業のパターンを決めることをおすすめします。

なぜならパターンを決めることで、授業準備の時間を大幅に短縮できるからです。

授業とその準備をどのようにパターン化するかの具体例は後ほど説明します。

授業と準備をパターン化することで準備にかかる時間そのものを短くできます。

準備の効率化の方法や準備時間を確保する方法よりも効果的です。

授業をパターン化する

私は授業を以下のようにパターン化しました。

  1. 授業内容の説明(10分)
  2. 問題演習(30分)
  3. 振り返り(10分)

理由は授業をパターン化することで、何をやるか、どういう順番でやるかを考える必要がなくなるからです。

さらに1時間の進度も事前に決めることで、どこまで進めそうかを考える時間もなくしました。

以前は「導入で〇〇を何分やって、展開でどうして・・・」を考えていました。

しかしそれを1日3〜4時間、週16時間の授業すべてで行うことはできませんでした。

週16時間の授業を毎週行うには、授業をパターン化することで授業構成を考える時間を短縮することが必要です。

授業プリントをパターン化する

授業プリントに記載する内容もパターン化しました。

プリントに何を載せるかを悩む時間を削減するためです。

私の場合は以下の3つにしました。

  1. 授業の目標
  2. 授業内容のまとめ
  3. 練習問題

各項目も教科書や副教材を利用し、プリント作成に時間をかけ過ぎないようにしています。

プリントに記載する内容をパターン化することで、プリントの構成を考える時間と内容選定の時間を短縮することができます。

授業準備の時間を短縮していい理由

私は授業準備の時間は短縮すべきと考えます。

理由は以下の3つです。

  1. 十分な時間が確保できない
  2. どれだけ準備しても結局うまくいかない
  3. 生徒やクラスの様子を把握する時間を確保する

十分な時間が確保できない

教員の仕事は授業だけではないため、その準備に十分に時間を確保できません。

何分あれば十分なのかという問題もありますが、サッカー部顧問をしているときに「サッカーの練習を考える時間は練習時間の2倍かけろ」という話を聞きました。

50分の授業を準備するために100分、1日3時間の授業があると全部で300分(=5時間)。

これだけの時間を確保するのは不可能です。

どれだけ準備しても結局うまくいかない

準備を十分に行なっても授業がうまくいくとは限りません。

これには科学的な理由があります。

丁寧に導入を準備しても、生徒の興味・関心はイマイチ。

教員であればそのような経験をたくさんしていると思います。

どれだけ準備してもうまくいかないことの方が多いので、準備に時間をかけ過ぎるのはやめましょう。

生徒やクラスの様子を把握する時間を確保する

準備時間を短縮することで生徒やクラスの様子の把握する余力が生まれます。

何を準備するかを考えていた時間を、授業中に起こることへの準備に充てられるからです。

私の場合は、授業中の問題演習を解答から答え合わせまで生徒自身にやってもらっています。

これによりさらに余裕が生まれ、各自の理解度やクラスの授業に対する姿勢を知ることができます。

準備よりも授業中の生徒やクラスの様子を把握することに時間を使った方が効果的な指導をすることができると考えます。

まとめ

授業準備の時間を短くするために、準備と授業のパターンを決めることが効果的です。

準備と授業のパターンを決めることで、授業準備の時間そのものを短縮することができます。

授業準備の効率化や時間の確保方法を考えるよりも有効です。

授業のことでお困りの場合はご相談を受け付けております。

以下のページからお気軽にご相談ください。

教員限定。辛い気持ち、悩み、愚痴お聞きします 高校8年勤務、過労でうつ病経験した私がお話をうかがいます。

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