【練習では上手いのに試合でできない理由】認知・分析・判断を教えていないから

練習はうまくいくのに試合は全然うまくいかないなぁ
選手に戦術を伝えたのに、その通りに動いてくれない・・・

そのような悩みを解決するには、選手に認知・分析・判断を教える必要があります

選手が正しく認知・分析・判断できないと、練習の成果を試合で発揮することも、監督の指示を実行することもできません

今回の記事ではサッカーの指導を10年以上続けてわかった、選手に認知・分析・判断の力を身につけさせることの大切さをご説明します。

指導者が教えるべきこと

指導者が選手に教えるべきことは、正しく認知・分析・判断する力です。

認知とは周りを観て状況を把握することです。

分析とは実行可能なプレーの選択肢をもつことです。

判断とは実行するプレーを選ぶことです。

選手が状況を正しく認知・分析し、その状況における最適なプレーを判断できるようにすることが指導者の重要な役割です。

認知・分析・判断が必要なのはサッカーの特性

認知・分析・判断が必要な理由は、サッカーが味方と協力しながら相手と競争するスポーツだからです。

味方との協力が必要なのは、自分がやるよりも味方にやってもらった方が効率が良い場合があるからです。

味方にやってもらった方がいい場合は、味方に任せることが最適な判断になります。

相手の状況を把握しなければならないのは、サッカーは同じコートに味方と相手の両方が存在しているからです。

相手は自分たちがやろうとすることを邪魔します。

そのため、自分たちのことだけでなく相手のことも考えなければならないのです。

味方と相手の状況を把握しなければ、最適なプレーを選択することはできません。

プレー中は常に認知・分析・判断が必要

プレー中は常に認知・分析・判断をすることが必要です。

例えば相手ゴール前でシュートチャンスを迎えた場面。

認知すべきことは、ゴールの位置、味方の位置、相手の位置、スペースの位置、自分の位置です。

それをもとに自分がシュートするか、パスをして味方にシュートしてもらうか選択肢を考えます。

最後に選択肢の中から最適なプレーを選択します。

相手ゴール前の場面に限らず、プレー中は常に状況を把握し最適なプレーを判断しなければなりません

まとめ:選手に認知・分析・判断の力を身につけさせる

選手が正しく認知・分析・判断できるようにする。

これが指導者の役割です。

選手が認知・分析・判断をしてプレーするようなると、

  • 練習の成果が試合で発揮できるようになります
  • 選手のプレーが指導者が意図したプレーになります
  • チームに指導者の色が出てきます

これからの練習を選手が認知・分析・判断ができるように取り組んでみてください。

 

認知・分析・判断を身につけさせるには、どのようなトレーニングをすればいいのかお悩みの方は以下からご相談ください。

指導する選手、練習環境などの状況をお聞きし、最適なトレーニングをご提案いたします。

サッカーの悩み相談お受けします サッカーに関する「どうしたらいいの?」を解決します

 

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