この記事では、今井孝著「誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方」をご紹介します。
本書は、中田敦彦のYouTube大学で知りました。
【お金の生み出し方①】稼げるようになるために押さえるべきポイントと、ありがちな思い込みとは!?
「自分でお金を生み出せるようになりたい」
◯ お金を生み出すために必要な正しいお金の知識
お金を生み出せる人と生み出せない人の違い
それは、お金を受け取れるか受け取れないかの違い、です。
お金を生み出せない人は、お金を受け取れない人です。
お金を受け取れない人は「今の自分には、こんな金額は受け取れない」という気持ちを持っています。
これは、給料でしかお金をもらう経験をしていないからです。
自分が提供する商品やサービスに対する報酬として、お金を受け取る経験ができないため、お金を受け取ることに躊躇してしまうのです。
お金を生み出すために必要な正しいお金の知識
お金を生み出すためには、お金に関する正しい知識を学ぶことが必要です。
その知識とは、以下の4つです。
- 人間の欲求について
- お金に関する正しい目標設定
- ゼロから大きなお金を作っていくステップ
- お金と満足感の関係
人間の欲求について
お金を生み出すには相手の欲求を知ることに意識を向ける必要があります。
なぜなら、人が商品やサービスにお金を払うのは、満たしたい感情があるからです。
人と欲求の関係については、「欲求とお金の3原則」にまとめられています。
- 人は期待する「結果」にお金を払う
- 人は三大欲求(人間関係、お金、健康)に大きなお金を払う
- 人は価格に換算すると価値を実感する
相手の欲求を知ることで、いくらでもお金を生み出すことができるようになります。
お金に関する正しい目標設定
お金に関する正しい目標設定をするために、「お金に関する7つの思い込み」を解く必要があります。
ここでは2つの思い込みをご紹介します。
思い込み1 たくさんの人に買ってもらわなければならない
たくさんの人に買ってもらう必要はありません。
単価30万円の商品を月に1〜3人に購入してもらえれば、年間で360〜1,080万円になります。
人の欲求を満たす商品であれば高単価でも販売できます。高単価であれば数が少なくても、十分なお金を生み出すことができます。
思い込み2 すべての人に認められるものを提供しなければならない
すべての人に認められる必要はありません。
また、人によって欲求が違うので、すべての人の欲求を満たす商品はありえません。
思い込み1を解くことでサービスを受けてくれる人が少なくてもよいと思えます。
サービスの購入者が少数でもよければ、多くの人のニーズに応える必要はなくなります。
ゼロから大きなお金を作っていくステップ
お金を生み出すには、「初心者がお金を生み出すための3つの鉄則」を守り、「ゼロからお金を生み出すための5つのステップ」を踏みます。
鉄則とステップから1つずつご紹介します。
鉄則(2/3) 相手の欲求を知ることに集中する
お金を生み出すために、
「相手の欲求を知る」ということと「自分がどの欲求を満たせるのかを知る」
ことが重要です。
ステップ(2/5) 短期間に練習を積み重ねる
自分のサービスを何度も提供します。
サービスを繰り返しているうちに、「もう無料ではやってられない」という気持ちが芽生え、お金を受け取れるようになります。
お金と満足感の関係
お金を受け取るためには、「相手が満足してくれる」と確信することが大切です。
満足感がどのように生まれるかを理解するために、「お金と満足感の7つの原理」が紹介されています。
7つの原理では、「チャレンジする環境を提供すること」「相手のことを親身になって考えること」などによって、相手は満足感を得るということが説明されています。
相手が最大の満足感を得るのは、何かを達成した瞬間ではない。
このことを理解することが重要です。
まとめ:お金を生み出すための知識
この記事では、今井孝著「誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方」をご紹介しました。
お金を生み出すためには、正しい知識が必要です。
この本はその知識を原理原則の形で簡潔にまとめられています。また、それらが体系立てて説明されています。
お金を生み出すための知識を身につけられる1冊です。
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