仕方なくパートで働く普通の主婦が起業する本:起業へのハードルが下がり、起業することで得られるものに期待が高まる

この記事では、小桧山美由紀著「仕方なくパートで働く普通の主婦が起業する本」をご紹介します。

「起業ってどうやるの?」
「”普通の”人にもできるなら、自分にもできるかも?」
と思ったのがきっかけで読み始めました。
この本を読めば、以下の内容を学ぶことができます。
◯  起業へのハードルが下がる
◯  起業で何が変わるか
また、以下の学びも得ることができました。
起業に反対する家族への対処法

起業へのハードルが下がる

起業に関する誤解を解く説明と、起業でやることが簡潔にまとめられています。

これにより、自分の中の起業へのハードルが下がります。

起業に関する誤解

本書では、起業に関する5つの誤解が紹介されています。

ここでは、「起業とは大きい会社を立ち上げること」という誤解について説明します。

著者は、「起業とは大きい会社を立ち上げること」ではなく、「新しくビジネスを立ち上げること」だと述べています。

そして、「ビジネスとは商品を提供してお客様の悩みを解決し、その分の対価を受け取ること」と説明しています。

起業と会社設立はイコールではありません。大きな事務所、たくさんの従業員がいなくても起業することは可能です。

起業でやることは3つだけ

起業でやることは次の3つだけ、と述べられています。

  1. 「集客」
  2. 「商品づくり」
  3. 「営業」

 

「集客」とは

「自分を知ってもらう」こと

集客とは広告や呼び込みではありません。

自分のことを知ってもらうのであれば、現代はSNSという便利なツールがあります。

 

「商品づくり」とは

お客様の役に立つ品物や、悩みを解決するサービスを見つけること

商品づくりではお客様の反応を知る必要があります。

お客様の反応を見ながら、商品を変えていくことが大切です。

 

「営業」とは

お客様が困っていて助けてほしいと思っているとき、本当に商品を必要としているときに、商品のことを教えてあげること

欲しがっていない人に商品を売り込む必要はありません。

営業では、まず相手の話をしっかり聞き、悩みを聞き出します。

その上で、自分の商品で悩みを解決することができるなら、提供します。

起業で何が変わるか

本書では、著者の起業前のモヤモヤと起業後の変化が書かれています。

その中から共感した2つについてご紹介します。

子どもに対するイライラがなくなった

子どもを怒って、「なんでこんなにイライラしてるんだろう」と自己嫌悪になることが多々あります。

著者も同様のことがあったそうですが起業後は、

子どもにイライラしていたのが、お金や時間に余裕ができると、子どもの行動にイライラすることはなくなりました

と述べています。

不必要にイライラすることを減らしたい自分は、この言葉を聞いて、起業することに期待してしまいます。

趣味をもつ必要がなくなった

著者は、

仕事が楽しくなったので、仕事の気分転換としての趣味をもつ必要がなくなった

と言っています。

自分は、仕事は我慢して、休日に発散するという考え方に違和感があります。

1日の大半を費やす仕事が我慢の時間というのは、もったいない時間の使い方だと思います。

仕事が自分の時間を使う価値があるものにしたいと考えています。

仕事で自分のやりたいことができれば、休日は家族に思う存分時間を使えるのではないでしょうか。

その他の学び:起業に反対する家族への対処法

家族を説得してから始めるのではなく、成果を示して納得してもらうのが良い、と本書では述べられています。

現状でできる範囲で成果を出し、それを示す。

その方が、なんの成果もない状態で家族を説得しようとするよりも、納得してもらえる可能性が高いと感じました。

まとめ:起業で得られるものに期待が高まる1冊

この記事では、小桧山美由紀著「仕方なくパートで働く普通の主婦が起業する本」をご紹介しました。

起業の誤解が解けて、やるべきことがシンプルにまとめられています。

また、起業前後の著者の感情が書かれているので、自分と同じように感じていた方が起業でどう変化するのかを知ることもできます

この本を読めば、起業へのハードルが下がり、起業することで得られるものに期待が高まります。

自分も起業に挑戦しようと思える1冊です。

 

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