この記事では、本田健著「強運を呼び込む51の法則」をご紹介します。
「30代にしておきたい17のこと」を読んで知った本です。
以下の疑問を解決するために、この本を読みました。
「運をつかむ、運を味方につけるにはどうしたらいいのか?」
◯ 運を決める4つの要素
運は良くすることができる。
著者は、「運は存在する」「運はよくすることができる」と述べています。
運を左右する要素を理解し、適切な行動を選択すれば、自分の運気を上げることができます。
以前にご紹介した、喜田川泰著「運転者」でも同様のことが書かれていました。
運は「いい」か「悪い」で表現するものじゃないんですよ。「使う」「貯める」で表現するものなんです。だから先に「貯める」があって、ある程度貯まったら「使う」ができる。
運を決める4つの要素
運を決めるのは以下の4つの要素です。どれか1つが重要ではなく、4つの要素が互いに影響し合って運が決まります。
- 運の本質についての捉え方
- 自分の内面的なあり方や性格
- 人間関係の築き方
- 自分を取りまく環境
運の本質についての捉え方
本書を読むと、運は与えられるものではなく、自らつくり出すものだと考えるようになります。
本の中で運について説明された部分を、以下にいくつかあげます。
「運は習慣と密接に関係している。」
「運は信用というかたちで、いろいろな人のあいだをグルグルとめぐっている。」
「運は、とことんやれることをやっている人にプレゼントされるボーナスのようなもの」
運は、自分の習慣、つくった信用、行動の結果によって得られるものであることがわかります。
ただ待っているだけでは、運は回ってきません。
自分の内面的なあり方や性格
本書内で、『幸福論』の著者アランの言葉が紹介されています。
「成功して満足するのではない。満足していたから成功したのである。」
また、著者は以下のように述べています。
(運のいい人は)どの未来を選択するのかを、今、決めている。最高の選択をし続けることは、あなたの運を高めます。
自分が満足できること、最高だと思える選択をすることが、運を呼び寄せます。
運がいいから良い選択ができるのではなく、良い選択をするから運が高まり、より良い選択ができるようになります。
人間関係の築き方
人間関係に関する記載には以下のものがありました。
「人の気を集めていける人、場所、国は運が良くなる。」
「つき合う人を変えると運気を上げられる。」
人や情報、お金やモノの流れによって運は動くのだそうです。
その流れをつくり出すことができれば、自分の所にも運が回ってきます。
人が来やすい環境をつくり、情報をあげたいと思われる人になることが必要です。
自分を取りまく環境
環境について、アイルランドの文学者、ジョージ・バーナード・ショーの言葉が紹介されています。
「成功する人間は、自ら自分の望む環境を探す人であり、自分でそれをつくり出す人である。」
良い運が回ってくる環境は、自分でつくらなければなりません。
言い方を変えれば、自分でつくることができれば、成功することができるのです。
まとめ
この記事では、本田健著「強運を呼び込む51の法則」をご紹介しました。
「運をコントロールすることができるのか?」という疑問に対する答えは以下のとおりです。
◯ 運を決める4つの要素
- 運の本質についての捉え方
- 自分の内面的なあり方や性格
- 人間関係の築き方
- 自分を取りまく環境
運は、待っているだけでは良くなりません。
自ら行動を起こすことで幸運を呼び込みましょう。
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